花粉症でのどが痛いときの症状や対策

女性

季節の変わり目はとかく体調を崩しがちなもの。

いつもの元気が出ずに、ちょっとした不調を感じ続けてはいらっしゃいませんか。

病院へ行くほどじゃないと、ひとりで大丈夫を決めこんでいたらご用心ください。

その症状、もしかしたら花粉症かもしれませんよ?

春先に喉が痛い? 風邪? それとも…

たとえば、花粉のアレルギーと聞いて浮かぶ代表的な症状は、ダイナミックなくしゃみと鼻声、涙がにじむ赤い目などではないでしょうか。

それ以外で「喉の痛み」を訴える方が、花粉症患者のおよそ8割もいるのはあまり知られていません。

1.喉の奥が痛い。腫れている。
2.痒み、イガイガの不快な感覚が続く。

これらの症状は、風邪の初期症状と重なりますよね。

他にも声の出しすぎや、アルコールと煙草による物理的な刺激を受けても喉は痛くなります。

花粉症とこれらの症状の違いは何でしょうか。

本来は無害な物質(ここでは花粉)を、免疫機能が異物アレルゲンと判断し、体外へ追いだそうとする過剰な防衛反応をアレルギーと呼びます。

免疫機能は、異物を退治するための抗体を作ります。

花粉への抗体はigeといい、白血球の一種である肥満細胞(ぷくっと膨れたカタチからこの名がついています)と結合して、粘膜を守りながら体内を巡ります。

一度作られた抗体は体内にとどまるので、異物が侵入するたびに増えていきます。

花粉症

抗体は、花粉をキャッチすると追いだすための化学伝達物質、ヒスタミンとロイコトリエンを放出します。

放出されたヒスタミンは知覚神経を刺激し、くしゃみや鼻水を出しやすくしただけでなく、目と喉の痛み、痒みを伝達するのです。

ヒスタミンは、喉の痛みの主原因といえますね。

ロイコトリエンは血管を拡張して粘膜を腫らし、声嗄れや目の充血、鼻づまりの症状を引き起こします。

鼻づまりで口呼吸になった結果、喉が乾燥し、ひいては痛みの悪化へとつながっていきます。

喉は花粉が直接くっつくのもあって、炎症など花粉症の症状が早く出るのでしょう。

自覚のないままアレルギーに無防備な生活を続けると、抗体が増えすぎて粘膜が敏感になり、さまざまな症状が強く出るようになります。

以下にあてはまる症状があれば参考になさってください。

花粉症 こんな症状にもご用心

皮膚炎

皮膚に花粉が付着して肌荒れや湿疹になる症状で、花粉症皮膚炎があります。

露出している目の周りや、あごと首が痒くなり、ひどいと赤く腫れてしまいます。

乾燥やストレスで、肌のバリア機能が低下すると起こるようです。

発熱

熱

一般に花粉症は発熱しないと考えられていますが、鼻が炎症していると脳に酸素が届かなくなり、頭痛や微熱を発する症例は少なくありません。

さらに免疫機能が花粉をウイルスとカン違いして、体温を上げて戦ってしまう場合もあります。

熱があるから風邪だと思いこまずに、微熱が一ヵ月近く続いたら医療機関での検査をおススメします。

アレルギーに風邪薬は効きませんよ。

他にも思考力の低下や倦怠感、集中力が持続できないなど、当人にしかわからない、とてもつらい症状が日常生活に影響を及ぼしかねません。

不快感を軽減し、普段通りの生活ができるべく対策を考えていきましょう。

痛みと痒みを抑えましょう 対策あれこれ

進入路をガードするマスクの使用

マスク

オーソドックスながら、マスク着用は効果があります。

吸いこむ花粉の約70パーセントをカットして、鼻の症状を軽く抑えるだけでなく、喉の乾燥の予防もできます。

外出から帰ったら、うがいと手洗いを欠かさずに。

髪の毛や衣服についた花粉を、家の中へ運びこまないことも大切です。

目に症状がでる方には専用の眼鏡や、花粉対策用のゴーグルも市販されています。

乾燥が大敵

加湿器

喉が乾燥すると、防御してくれる粘膜「綿毛」が破壊されます。

乾燥に加湿器が有効なのはもちろん、のど飴は潤いと炎症の痛みを和らげてくれる名バイプレーヤーです。

とりどりの商品を見て、選ぶのも楽しいですね。

花粉を体内へ吸いこまないためにも水分はこまめに摂って、喉の粘膜を守ってください。

症状を悪化させない! 4つの予防ポイント

1.飛散情報と自分のアレルゲンをチェック

いまはニュースでも知らせてくれます。

毎日の花粉の飛散量を計算して、外出や洗濯を干す時間帯の調整をしましょう。

調べると地方によって飛ぶ花粉が異なり、気候の差で飛ぶ時期にずれが生じているのがわかってきます。

飛散カレンダーを照合して、どのような花粉が自分のアレルゲンか理解できれば、予防と症状の緩和にきっと役立つはずです。

2.拭き掃除で室内を整える

掃除

花粉の飛散が多い日は、窓もドアもきちんと閉めて侵入をふせぎます。

それでも、かなりの量の花粉が入っているんですよ。

室内のすみずみまで、丁寧な掃除を心がけましょう。

カーテンについた花粉を固くしぼった布巾で静かに落とし、床上の花粉といっしょに拭き取ります。

ベッドの上も同様で、枕回りをメインに水で湿らせたタオルかティッシュで拭き取ると、夜は花粉を吸いこまずに安眠できます。

3.薬を早めに処方

薬

症状が出てから、薬を飲むべきなのは当然です。

しかし花粉症は発症時期と原因が予測できる点から、「初期予防治療」が認められています。

シーズン前でも外来診療でアレルゲンを告げれば、薬を処方してもらえるのです。

予測発症時期の、一週間ほど前から服用することにより発症を遅らせ、症状そのものの軽減もできます。

まだ初期の症状や、軽症の方には市販薬でも効果が期待できます。

憂鬱な季節が訪れる前にぜひ試してみてください。

4.規則正しい生活とはちみつで免疫力アップ!

はちみつ

花粉症は免疫機能の「カン違い」だとは、言いすぎかもしれません。

ですが免疫機能の乱れが、花粉症の土台になっているのは事実です。

花粉症の予防は、いかに免疫力を高めるかがポイントになります。

はちみつは咳止めと疲労回復に優れ、喉の粘膜を保護するのに適した食材です。

抗酸化作用(ポリフェノール)や、免疫機能を整える食材(発酵食品)と日常的に摂りいれれば、喉だけでなく全体の免疫力が向上します。

バランスの良い食事と睡眠で正しい生活リズムを得て、つらい花粉の時期を乗りきる基盤に変えていきましょう。

まとめ

喉が痛いのは、花粉症の症状のひとつです。

他にくしゃみ、鼻水、目の充血などがあります。

風邪の初期症状とよく似ているので、不調が長引いたら医療機関への受診がおススメです。

マスク着用は、花粉の進入路を防いで喉を乾燥から守る、手軽で有効な手段です。

薬を早めに飲んでおくと、症状を抑えられます。

よく寝てきちんと食事をすると体調が良くなり、免疫力が上がって花粉症を抑えます。

私事ですが、人生初めての花粉症に今年見舞われました。

頷ける事項ばかりで、納得しながらの記事になっております。

同じく不調に苦しむ方々の、助力になればと願ってやみません。

みなさま御身御大切に。

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