18歳が成人になるのはいつ?成人式や飲酒・喫煙・メリットは?

18歳成人

18歳の選挙権に続き、民法の成人年齢も18歳以上にする流れになっています。

約140年続いた「大人」の線引きが変わるかもしれません。

18歳以上が成人になるのは具体的にはいつからなのでしょうか?

飲酒や喫煙の法律、メリットについて調べてみました。

18歳が成人になるのはいつから?

18歳成人
2016年7月、選挙で投票できる年齢が20歳から18歳に引き下げられました。

そして2018年3月、成人年齢を18歳に引き下げる民法改正案が内閣で決定されました。

これはいつから施行されるのでしょうか?

民法が改正されても、たくさんの国民に知らせるために3年程度の期間がおかれます。

いつからかは、早ければ2022年4月には、すべての18歳が成人としての権利と義務を得ることになります。

18歳が成人になるメリットは?

18歳でできるようになること
・スマホの契約が1人でできる
・親の同意なしにお金が借りられる
・有効期限10年のパスポートが取得できる
・性別を変える審判を請求できる

18歳成人

今は20歳が成人の年齢ですが、18歳の時点で働いて自活している若者は2割以上います。

そういう人たちは、今の制度では、スマホを契約しようとしても親の承諾が必要ということになってしまいます。

成人の年齢が18歳に下がると、18、19歳でも1人で契約が結べるようになります。

さらに経済的に自立していれば、親の同意がなくてもお金を借りたりクレジットカードの契約ができます。

有効期限が10年のパスポートは18歳から取得できるようになります。

性同一性障害の人は、家庭裁判所に性別を変える審判を請求できる年齢も18歳に引き下げられます。

さらに、若者の政治参加、社会参加は、停滞気味の日本社会を活性化させることが期待されます。

成人式や飲酒・喫煙はどうなるの?

18歳成人

18歳以上が成人になる制度改革で、国では見直しの対象になる法律とならない法律の仕分けが行われています。

たとえば、国民年金の支払い義務はありません。年齢引き下げの対象外です。

飲酒や喫煙も、20歳未満禁止のままになる方針です。

まず、20歳未満の喫煙・飲酒が禁止されている理由は、喫煙・飲酒による健康被害と非行を防ぐためです。

政府が行った「喫煙・飲酒の年齢制限に関する特別世論調査」(2012年)があります。

この調査で、喫煙、飲酒の年齢制限を「現行の年齢どおり20歳とする」との回答が、それぞれ76.2%、77.2%と最も多くなりました。

年齢を引き下げることには反対の人が多いのがわかります。

日本医師会も、飲酒・喫煙については年齢の引き下げに反対しています。

その理由は、

  • お酒を飲みはじめる年齢が低いほど、アルコール依存症になる確率が高くなること
  • 一気飲みなどで急性アルコール中毒になる人は、10代でもかなりの数にのぼっていること
  • 飲酒による暴力などの社会問題が増えるおそれがあること
  • 喫煙は、がんに限らず、脳卒中、心筋梗塞、CDPD (慢性閉塞性肺疾患)のリスクを増やすこと

を指摘しています。

18歳成人式の良い点・悪い点

成人式の招待は、住民票がある自治体からです。

でも、大学進学を機に地元を離れ、上京する人もたくさんいます。

すると、成人式でまわりが知らない人ばかりになってしまいます。

18歳成人式だと高校3年生なので、成人式で知らない人ばかりという心配はほぼなくなります

ただし、18歳で成人式を行う場合、開催する1月は入試シーズンのまっただ中。

出席者が減る可能性もあります。

18歳と19歳は成年?それとも未成年?

18歳成人

いま18歳、19歳は、政治的には成年として扱われ、選挙で投票を期待されています。

ですが、法律的には大人であって大人でないという微妙な立場に立たされています。

選挙では成年として扱われ、それ以外では、法律的には未成年、つまり少年少女として扱われるからです。

一般に、大人になった証とされている飲酒、喫煙はもちろん、公営ギャンブル(競馬、競輪など)なども、未成年は法律で禁止されています。

これらはすべて、20歳以上の大人に限って許されています。

「飲酒、喫煙、それに競馬、競輪などの公営ギャンブルについても、18歳以上は解禁にしては?」と、自民党の「成年年齢に関する特命委員会」が検討してきました。

ですが、同委員会は2015年9月、当初の解禁案を撤回しました。

ただし少年法については、「保護処分」に当たる現行制度を検討するように求め、当初の案通り「満18歳未満に引き下げるのが適当」としています。

つまり、お酒や煙草、ギャンブルは、今までどおり20歳以上にならないとやってはいけませんが、少年法の適用は18歳未満に引き下げよう、ということです。

18歳が成人として扱われるのがいつからかはまだ分かりません。

18歳、19歳の人は、法律的には「大人であり、子どもでもある」状態が当分続くことになります。

18歳成人の問題は、今後政党や政治家が、成年、未成年の線引きをどう考え、どうするのかなどを手がかりに、政治を注意深くみていくことが大事です。

18歳が成人になるのはいつから?まとめ

18歳が成人になるのはいつから?について見てきました。

全世界でも、9割以上の国が選挙権年齢・成人年齢を18歳以下に定めています。

具体的にいつからかはまだ分かりませんが、民法改正はほぼ確実です。

18歳以上が成人になるのはいつからなのかは、もうすぐにまで来ています。

少年法などはまだ議論が続いているので、18歳が成人になるのはいつからか動向をチェックしておきたいですね。

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