スマホは生活に欠かせないツールになりました。
寝るまで枕元でスマホをいじってる、という方も多いのではないでしょうか。
でも、「寝る前にスマホをいじっていると寝つきが悪くなる」という話も聞きますよね。
さらに「寝る前のスマホが太る原因かも」なんていう話まで!
どういうことなのでしょうか。
調べてみました!
目次
寝る前のスマホが太る理由に?その原因とは
スマホの画面からは「ブルーライト」と呼ばれる光が出ているのをご存知ですか?
パソコンからも出ているので、仕事でパソコンを使っている方はご存知かもしれませんね。
その光は目に刺激を与えるため、「ブルーライトカット」のメガネも販売されているほどです。
この「ブルーライト」がどうやら、太る原因の一つになっているようなのです。
睡眠の質が落ちる
体内から分泌されるホルモンの一つに「メラトニン」というものがあります。
これは、夜になると分泌され、眠気を引き起こす働きがあるものです。
しかし、「夜になると分泌される」と一言で言っても、正確には「周りが暗くなる」という条件が必要となるホルモンなのです。
この、眠気を誘うホルモン「メラトニン」が、スマホを見ていると分泌されにくくなります。
スマホから出るブルーライトの明るさが、目に刺激を与え、脳が「昼間だ」と勘違いしてしまうのです。
したがって、寝る前にスマホを見ていると、メラトニンが上手く分泌されず、睡眠の質が落ちてしまうのです。
食欲を抑えられなくなる
睡眠の質が落ち、睡眠時間自体が減ってしまうと、「レプチン」というホルモンの分泌が減ります。
この「レプチン」は、「食欲を抑える」働きをするホルモンで、質の良い睡眠を7時間くらい続けると、多く分泌されるという特徴を持っています。
食欲が増進する!
さらに恐ろしいことに、睡眠時間が少ないと、「グレリン」というホルモンが多く分泌されます。
これは「食欲を増進させる」働きを持つホルモンで、先ほどでてきた「レプチン」とは反対に、質の良い睡眠を多く取ると、分泌が抑えられるという特徴を持っています。
つまり、
- STEP.1ステップ1スマホのブルーライトで目が刺激され
- STEP.2ステップ2脳が昼間だと勘違いしてメラトニンが上手く分泌されず
- STEP.3ステップ3レプチンの分泌が抑えられてしまう→食欲を抑える働きが落ちるので太る!
- STEP.4ステップ4さらに、「グレリン」の分泌が増える→食欲増進の働きが増えるので太る!
寝る前のスマホ対策
ここまで知ると、寝る前のスマホがこわくなりますよね。
睡眠をうながす「メラトニン」の分泌を妨げないためには、寝る2時間前までにはスマホから離れることが大切です。
一方で、寝付くまでどうしてもスマホが手放せない、というのも本音。
なんとか、スマホと眠りを両立できないかなと、調べてみました。
ブルーライトを遮断するアイテムを使う
まずは、すべての根源であるブルーライトをカットする方法です。
これには色々なグッズがでているようです。
たとえば、スマホの画面に貼る「ブルーライトカットフィルム」もその一つ。
安い物では1,000円くらいから買えるようです。
液晶画面を暗くする
わざわざ液晶フィルムを買わなくても、今すぐできる対策が、液晶画面を暗くするというもの。
暗い部屋で、明るい液晶画面を見ると目が痛くなる人もいるかと思いますが、液晶画面を一番暗くすると目の痛みも和らぎますよ。
また、意外と、見え方にも違和感なく使えます。
お試しください。
メラトニンを摂取する?
いっそ、メラトニンそのものを摂取すればいいのでは?
ということで調べてみました。
メラトニンというホルモンは、「トリプトファン」というアミノ酸が元となってできています。
この「トリプトファン」を含む食べ物には、「ナッツ類」「すじこ」「かつお」「納豆」などがあります。
これらの食品を意識してとれば、不足するメラトニンを補うことができるかもしれませんね
寝る前のスマホが太る原因? まとめ
いかがでしたか?
寝る前のスマホが太ると言われているのは「ブルーライトという光」に問題があることがわかりました。
すぐにできることは次の通りです。
・寝る2時間前までにスマホを手放す
・できないときは、ブルーライトカットの効果がある液晶フィルムを貼る
・液晶の明るさを一番暗くする
・トリプトファンを含む食品をとる
スマホで太りたくない!そう思います。
生活に欠かせないスマホとうまく付き合って、良い睡眠をとり、太る原因からさよならしたいですね。
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