おなかの脂肪をつまむと、アイタタタ!となりませんか?
脂肪をつまむと痛いのってどうしてなんでしょうか?
脂肪をつまむと痛い理由と、痛くない対処法を調べてみました。
目次
脂肪をつまむと痛いのはなぜ?
脂肪をつまむと痛いのは、リンパがつまっているからなんです。
脂肪をつまんでみて、痛いところと痛くないところがありますよね?
痛いのは、血流が悪くなっているところ。
リンパの流れをよくして、老廃物を出すことが大事です。
確認できるわかりやすい部分が、太もも。
ふだん特に筋トレをしていない人なら、太ももの内側と外側で感じる痛みのぐあいが違います。
ほとんどの人は外側の筋肉だけを使うので、内側の筋肉はさほど鍛えられていません。
そのため、外側よりも内側の方が強く痛みを感じるのです。
ほかに見てわかる方法として、お風呂から上がった後に、からだの赤みをチェック。
余分な脂肪のないところは、ほんのりと赤くなっているはずです。
リンパがつまっているのは、点々と赤くなっていたり、白く色が変わっていない部分。
余分な脂肪や水分がたまっているので、血液がちゃんとまわっていないんですね。
つまむと痛い脂肪の対処法は?
リンパがつまった部分は、いらない脂肪。
余分な脂肪なので、あってもいいことはありません。
落とす対処法を紹介します!
脂肪をつまむ
お風呂に入ってリラックスしながら、2~3秒つまんではなすをくり返します。
実は、脂肪をつまむことがリンパのつまりを改善。
最初はつまんだ脂肪が痛く感じますが、老廃物が出ると痛みを感じにくくなります。
リンパの流れがよくなると、自律神経が整って、内臓のはたらきが活発に。
脂肪を燃やすだけでなく、疲労を取りのぞく効果もあります。
全身のリンパをマッサージ
1.まず、鎖骨のくぼみにある「鎖骨リンパ節」を軽く押して、リンパ液の流れをよくします。
2.手のひらに乳液やクリームをのせ、マッサージする部分にぬっていきます。
これは、肌へのダメージを少なくするため。
3.足の裏全体と、足指の付け根~足首にかけて、両手の親指で押します。
4.足首から膝裏に向かって、ふくらはぎを両手を使って擦ります。
5.膝から足の付け根に向かって、ふくらはぎと同じように擦ります。
6.背中を、できるだけ上から下にさすります。
7.お尻の中心から輪郭をなぞるように、くるくると円を描くようにさすります。
8.おヘソを真ん中に、左右それぞれ4本の指を使って、時計回りにさすります。
9.手首を軽くつかんだら、わきの下へ向かってリンパを流していきます。
10.鎖骨の上のくぼみに手を置き、からだの真ん中に向かって擦ります。
11.鎖骨の下のくぼみに手を置いて、そこからわきの下に向かってさすります。
12.耳の下に手をあてたら、首から肩先まで両手でさすります。
13.顔に手のひらをあてて、顔の輪郭に沿って下から上に擦ります。
14.顔の中心から耳の下、そこからあごの下と押して、リンパ液を下に向かって流します。
リンパマッサージは、入浴後の体が温まったときに行うのが効果的です。
からだをほぐすために軽いストレッチをするのもOK!
ストレッチをすることで、リラックス効果も得られます。
また、水をコップ1杯飲むことで、リンパ液の濃度が下がるのでおすすめですよ。
脂肪には種類があるって本当?
本当です。脂肪には2種類あって、効果的な対処法が違ってきます。
自分の脂肪がどっちかチェックしてみましょう。
洋ナシ体型の「皮下脂肪」
下腹部やお尻、太ももに脂肪がついているなら、それは「皮下脂肪」。
女性ホルモンは皮下脂肪をためてしまうはたらきがあるため、女性に多いです。
運動不足などで消費できなかったエネルギーが、脂肪としてたまります。
落とすには努力が必要。
エネルギーを消費すると、まずは血中の糖、つぎに筋肉の糖が使われます。
そのあとで体脂肪が分解されるのですが、まず内蔵脂肪が使われ、あとで皮下脂肪が使われます。
このため、皮下脂肪は落としにくいです。
スロージョギングや踏み台昇降など、有酸素運動が効果的です。
リンゴ型体型の「内臓脂肪」
胸の下辺りから下腹部にかけておなかがポッコリと出ているなら、それは「内臓脂肪」。
皮下脂肪とは逆に、男性ホルモンが内臓脂肪をためるはたらきがあります。
内臓に脂肪がつくため、おなかがポッコリしていても、脂肪を指でつまむことはできません。
有酸素運動のほか、腹筋やスクワットなどの筋トレも効果的です。
脂肪をつまむと痛い理由と、痛くない対処法まとめ
脂肪をつまむと痛い理由と、その対処法について見てきました。
つまむと痛いなぁと思っていた脂肪は、リンパのつまりが原因だったんですね。
そうとわかったら、できるだけつまんだり揉んだりして、血行をよくしたいですね。
運動不足解消も心がけたいです…。
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