暑い時、皆さんどのように暑さを乗り切っていますか?
クーラーに頼っていませんか?
確かに、クーラーの効いた部屋で冷たい飲み物を飲むのって最高に気持ちいいですよね?
でも、そんなことばっかりしていると夏バテになってしまうかもしれません。
暑い時や、クーラーに頼る程でもないけれど、涼しくなりたい!そんな時には体を部分的に冷やす事をお勧めします。
せっかく冷やすのなら正しく効率的に冷やしたいですよね。
そこで正しく体を冷やす場所を調べてみました。
暑い時に冷やすべき場所
身体を効率的に冷やしてもらいたい時には体の太い血管が通っている所を冷やしましょう。
皮膚の上から触ってみてどくどくと脈拍が取れる所は、皮膚が薄くて血管内を通る血液に冷たさがより伝わりやすくなっています。
首
首の前側や左右を通る頸動脈を冷やします。
この頸動脈は体を走る血管の中でもしっかりした太さがあり、全身に冷やされた血液が回りやすくなっています。
ただし、冷やす時は少しひんやりしていて気持ちが良いな、くらいで止めておきましょう。
あまり長時間冷やしすぎると、首には太い血管だけではなく細い血管も沢山通っています。
重要な神経も通っているため、気持ちが悪くなったり頭が痛くなったりすることがあります。怖いですよね!
わきの下
わきの下にも腋窩動脈という太い血管が通っています。
また、リンパ管も集まっているので、暑い時に体温を下げるためにはとても効果的な場所です。
わきの下から肩甲骨に向かって冷やすと良いでしょう。
しかも、わきは普段閉じている事が多い場所で、熱がこもりやすい場所です。
そこを冷やす事によって、より涼しさを感じる事ができます。
熱を出した時にもわきの下を冷やすと良いと言われますよね?
これも体温を下げるという意味では同じなので、効果が証明されていますよね!
足の付け根
脚の付け根にも鼠経動脈という太い血管が通っています。
足の付け根と言ってもそれなりの広さがありますが、太ももの内側を意識して冷やしましょう。
ここは熱中症になった人の応急処置でも冷やされている場所で、体の中で一番効果がある場所です。
ただ、外ではなかなか冷やしにくい場所ですよね?
家にいるときや寝るときに冷やすとリラックスできますよ。
手首
脈がわかりやすい一番のポイントは手首ですよね?
ここにも少し太めの血管が流れています。
といってもそこまで太い血管ではないので、冷やしすぎには注意!
血管が収縮してしまい、血液が流れにくくなってしまいます。
手首は外出時、一番冷やしやすい場所ではないでしょうか?
冷たいタオル等のグッズを使ってみて、こっそり体を冷やしてみてください。
憂鬱な外出が少しは楽になるかもしれません。
体を冷やすためのグッズ
クールコア(COOL CORE) スーパークーリングタオル
販売元 COOL CORE
価格 1,080~1,780円(Amazon)色によって価格にばらつき有り
こちらは水に濡らすと独自の製法で作られたタオルの生地温度が下がり、ひんやりさせてくれるという優れものです。
使い方はとても簡単!
タオルを水に濡らし、きつく絞ります。
それから数秒タオルを振るだけでOK!
首に巻くと気化熱でひんやり冷たくてとても気持ちがいいですよ!
ぬるくなるともう一度水に濡らすと復活するので何度でも使えます。
残念ながら公式の通販は準備中で見る事ができませんでした。
実店舗ではセブンイレブンでも購入できるようなので見に行ってみてはいかがでしょう?
冷えピタ
冷えピタは元々ジェルが体の熱を吸い取り、ジェルの水分が出ていく時の気化熱で体を冷やしてくれるという効果があります。
効果は6時間もつという事なので、寝苦しい夜に貼ると快適な睡眠がとれるのではないでしょうか?
冷やしてはいけない場所
これだけ体を冷やすのが良いと書いてきましたが、もちろん冷やしてはいけない場所もあります。
それは首の後ろの部分です。
首の後ろ側には脳に向かっている神経や血管が沢山あり、長時間冷やしていると脳に酸素を送るための血管が収縮し、脳に血液が足りなくなってしまいます。
するとめまいや立ち眩みといった貧血のような症状が出てきてしまいます。
また、血管以外にもリンパ管が沢山通っています。
リンパ管の中を流れるリンパ液を冷やしすぎると、身体が涼しくなったと勘違いをし、発汗が止まります。
汗が止まるとしばらくは快適ですが、汗によって発散されていた体温が下がらなくなり、体に熱がこもってしまい、熱中症になってしまいます。
せっかく涼しくなってもそれが原因で熱中症になっていては困りますよね?
ただ、「涼しい部屋に入ったのに汗だけが止まらなくて困っている」という時には首の後ろを冷やす事は効果的なので、状況を見て使い分けるとより快適に過ごせます。
まとめ
如何でしたでしょうか?
今まで涼感グッズなどで首の後ろを冷やすものが多かったので、首の後ろを冷やすのは場合によっては危ないと知り、驚きました。
首、わきの下、足の付け根を重点的に冷やし、効率的に快適な夏を手に入れましょう。
でも、冷やしすぎには要注意!ですね。
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