退職届と退職願の違いとは?渡すタイミングは?

退職願と退職届の違いとは?

退職を申し出るときって気をつかいますよね。

はじめてだと知らないことばかり…。

退職届と退職願の違いや、渡すタイミングについて調べてみました。

退職届と退職願の違いとは?

退職を申し出るときは、会社に宛てた文書で、そのことを届け出る必要があります。

口頭で伝えるだけでも退職はできますが、形式的であれ提出するのがルール。

では「退職届」と「退職願」、これらはどう違いがあるんでしょうか?

まず、雇用されている人から退職希望の申し出があると、会社としては、それを拒否できません。

退職希望日になれば、絶対に退職できるわけです。

それなら、渡すのは「退職届」でいいはず…。

でも、いきなり辞表を出して即辞めるのも、大人げないと思うかもしれません。

なので“退職を願い出る”という気持ちから「退職願」とすることもあります。

退職を申し出て、会社の合意を得てから退職する、というカタチです。

違いがあるといっても、「届」でも「願」でも、実際のところ文書の効力に影響はありません。

どちらも間違いではないので、それぞれの会社の習わしにしたがったり、自分の考え方で決めてOK。

退職の際の手続きは就業規則に書かれているはずなので、確認しておくといいでしょう。

また、「退職願」は提出したそのときには退職とならず、了承されるまでは取り消せる場合も。

「退職届」は会社に受け取られた時点で退職となります。

退職届・退職願を書くときのポイント

退職届と退職願の違いを紹介します

退職届・退職願に必ず書かなければならない事がらは、

  1. 提出年月日
  2. あて名
  3. 届出者の所属・氏名・印
  4. 退職の理由
  5. 退職する期日

です。

そのほかに、退職したあと会社が連絡するときのために、

退職後の住所・電話番号

退職後の社内の連絡者の所属・氏名

を書いてほしい場合もあります。

退職の理由は「一身上のつごう(一身上の都合)」とするのが一般的です。

女性の場合には、「結婚のため」とか「家事のつごうにより」とすることもあります。

退職の理由は形式的なきまり文句で書いて、具体的な表現にはあえてしません。

そのほうが円満に退社できるようです。

退職届・退職願に所定の書式が決まっている場合は、それにしたがって作成します。

定型のフォームや用紙がないときは、けい線のある便せんに縦書きすることも。

退職届(願)は社内文書といっても、直接の業務上の文書とは違います。

やや個人のプライベートな印象があるので、そうするようです。

縦書きの場合には、「私は」の部分をの行の最後に書くのが習わしです。

「私儀」「私事」でもOK。

これは、自分のことをへりくだって、下のほうに位置させるという昔からの書き方です。

それと同じ意味で、「私」の字を、ほかの字より小さく書く場合もあります。

退職届(願)は、封筒に入れて提出します。

封筒は縦形の定形封筒(長形4号)で、白地のもの。

表面の中央やや上に「退職届(願)」と書いて、裏面の中央下部に自分の部署と名前を書きます。

あて名は、会社名、会社の社長。敬称は「殿」にします。

退職届(願)を書くときはワープロではなく、自筆で

筆記用具は、ボールペン、万年筆、つけペン、筆など。えんぴつはNGです。

できるだけていねいに書けばヘタでも大丈夫。

退職届は正式な書類なので、間違いのないようにしましょう。

退職届・退職願を渡すタイミングは?

退職届と退職願の違いを紹介します

退職届(願)の提出は、退職日の1カ月前までと決めている会社が多いようです。

就業規則にあれば、それにしたがえばOK。

参考までに民法第627条を見ると、

「あらかじめ期間を定めていない雇用の場合には、退職希望日の2週間前に、退職を届け出ればよい」

とあります。これでも間違いはありません。

引き継ぎなどを考えると、2カ月前くらいに退職する意思があることを伝えるといいでしょう。

繁忙期やプロジェクト進行中の意思表示は避けたほうがいいかもしれません。

上司と話し合って、お互いが納得できる方向で決めるのが望ましいカタチ。

退職日についても、会社のつごうと自分のつごうをよく話し合いましょう。

退職届は、上司と相談して了承がもらえたらすぐに出せるように準備を。

提出先は直属の上司でいいでしょう。また、必ず手渡しでわたすようにします。

自分の残務処理も、「退職するのだからしっかりと」という気持ちできちんと終わらせましょう。

退職届と退職願の違い、渡すタイミングまとめ

退職届と退職願の違いや、渡すタイミングについて見てきました。

いかがだったでしょうか?

このようにていねいに意思を伝えなくても、退職はできます。

でも、退職するからといって、会社とケンカ別れするわけではありません。

お互いに気持ちよく、できるだけ円満に退職したいですね。

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