電気と電機・電器の違いは何?意味や使い方も!

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現代の生活では、欠かすことのない「でんき」。

部屋を明るくしたり、テレビを見たり、お湯を沸かしたり、工場で機械を動かしたり。

私たちは、毎日いたるところで「でんき」のお世話になっています。

さて、一口に「でんき」と言っても、電気、電機、電器と漢字で表したとき、それぞれ意味するものは、異なります。

それぞれの「でんき」の意味の違いや、どうやって言葉を使い分けるのかについて、皆さんはご存知でしょうか?

何気なく使っている「でんき」について、今回は解説していきたいと思います。

電気って何?

「でんき」ときいて、一番最初に浮かぶのは、「電気」ではないでしょうか。

とても身近な言葉の一つですよね。

毎月電気代の支払いもしていることと思います。

では、電気という言葉が指しているのは、いったい何なのでしょうか?

電気とは、照明器具やテレビなどを動かす、エネルギーのことを指しています。

 

扇風機の電源を押すと、ファンがくるくる回って風を起こし、部屋を涼しく快適にしてくれますよね。

その扇風機のファンを動かしているエネルギー、それこそが電気です。

電気自体は目で見ることはできませんが、電化製品が動いているところなどを通して、そこに電気が通っているかどうかを、確認することができる、というものです。

月々支払う電気代、というのは、その月に照明やテレビや冷蔵庫などを、動かした分のエネルギーの代金、だったんですね。

節電の電も、電気を指しています。

エネルギーを節約しましょうということですね。

電気代の請求書を見て、なんでこんなに高いの?と嘆いたことはありませんか?

それは、たくさんエネルギーを使ってしまったから。

もしかすると、意識をしていないところで、エネルギーを無駄遣いしてしまっているかもしれません。

一度エネルギー消費量をチェックしてあげては、いかがですか?

 

電機って何?

「電気」が指しているものは、エネルギーでしたが、では、「電機」とはいったい何でしょうか?

「電機」は、電力で作動する機械のことを言います。

電力は、電気の力ですから、電気の力で動く機械、を略したものが電機となります。

もともとの言葉の意味としては、電力で作動する機械全般を指すのですが、現在は、工場等で使用する比較的大がかりな機械に対して、「電機」という言葉が使われることが多いです。

 

電器って何?

「電気」はエネルギー、「電機」は電気機械、までは確認しましたね。

では、最後のひとつ「電器」はどうでしょうか。

「電器」は、電力で作動する器具のことを言います。

すなわち電気の力で動く器具を略したものが電器となります。

電機は、工場にある大きな機械などを指しましたが、それに対して電器は、家庭で使う小型のものに使用されることが多いです。

 

電気と電機・電器の違いと使い分け

さて、ここまで、3つの「でんき」について意味を確認してきましたが、それぞれの違いと使い分けについて、最後におさらいをしておきましょう。

電気とは、何かを動かす「エネルギー」であるのに対し、電機と電器は、電気を使って動く「もの」のこと、という違いがあります。

 

そして、同じ電気の力で動く「もの」である、電機と電器は、大がかりな機械か、持ち運べるような器具か、によって使い分けることができるんですね。

 

まとめ

今回は、「でんき」について解説をしてきましたが、いかがでしたでしょうか?

ふだん何気なく使っている言葉でも、改めて考えてみると発見が多いですよね。

生活を便利にしてくれる、電気と電機と電器に感謝しながら、今日も元気に過ごしましょう!

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