LINEには、個人のアカウントのほかに「LINE@」というビジネス用アカウントがあります。
LINE@では何ができるのでしょうか?
ビジネスでの上手な使い方について調べてみました。
目次
LINE@って何のこと?LINEとの違いは?
LINE@って?
LINE@とは、LINEをお店の販促やイベントのプロモーションに利用するための有料のサービス。
LINEのシステムを商売に活かせるビジネス用アカウントです。
企業やお店がアカウントの持ち主となり、友だち登録してくれたLINEユーザーと交流しながらプロモーションが可能。
個人が持つ通常のアカウントとは異なり、商売に適したサービスもいろいろと用意されています。
LINE公式アカウントとの違いは?
ビジネス用アカウントというと、LINE公式アカウントが思い浮かびますよね。
LINE@は公式アカウントと似たサービスですが、小さなお店でも参入しやすくなっています。
トークルームやタイムラインを通じて情報を発信したり、クーポンを配布したりといった使い方は同じ。
違うのは、公式アカウントは全国のユーザーを対象にした大がかりなプロモーションをする点。
LINE@は、個人で経営するお店や、全国チェーンなら各支店といったような、地域に根ざした販促・集客に適しています。
近所のカラオケや飲食店なども登録されているので、LINEユーザーは現在地の近くにあるお店をすぐ探すことができます。
初期費用やランニングコストも大きく引き下げられており、審査も手みじかなため、参入のハードルは低いです。
LINE@でできること
LINE@では何ができるのでしょうか?
トークルームからお客さんに直接メッセージを届けられる
リアルタイムでメッセージをやり取りするトーク機能はLINEのメインとなる機能ですが、LINE@でもそれは同じです。
LINE@アカウントから登録者に向けてメッセージを発信すると、すぐにプッシュで通知してくれます。
お店と友だち登録したユーザーに情報を効果的なタイミングで発信できるため、お店の注目度を高めることができます。
PRページからクーポンを配布して固定客をつかむ
クーポンはお得感があり、固定客を増やすのに適したプロモーションの使い方です。
LINE@では「PRページ」という、プロモーション専用のオリジナルページからクーポンを発行できます。
登録者全員に配布するものだけでなく、抽選機能で対象者をしぼって配布できるクーポンもあります。
統計データをチェックしてプロモーション戦略を考える
LINE@でのプロモーション効果をいっそう高めるには、登録者の動向を分析することも大事。
そのためにLINE@では、アカウントに関連するさまざまな統計情報が日々提供されています。
LINE@の登録者数からブロック数を差し引いた差分や、配信したPRページの開封率、抽選クーポンの応募率などがチェックできます。
LINE@の料金プランは3種類
LINE@の料金プランは「フリープラン」「ベーシックプラン」「プロプラン」の3種類です。
・月額費用:0円
・メッセージ配信:1,000通まで
・タイムライン投稿:4回/月
メッセージ配信が1,000通まではフリープランでの運用もできますし、タイムライン投稿も月4回までは無料です。
しっかりした基盤を作るまでは、フリープランを使ってみてはどうでしょうか。
運用には作業コストもかかるので、あらかじめ使い方についてしっかりと検討することが重要です。
・月額費用:5,400円(税込)
・メッセージ配信:5,000人以内は無制限
・タイムライン投稿:無制限
・月額費用:21,600円(税込)
・メッセージ配信:100,000人以内は無制限
・タイムライン投稿:無制限
有料版を利用する場合、FacebookやTwitterよりもはっきりしたビジョンを描くことが大事です。
まずは、前もって友だちの目標数を決めて、そのときの配信費用を計算してみます。
たとえば、週1回ほど情報を配信し、友だちが100人の場合、1人に1回の情報を配信するコストは↓の通り。
5,250円÷4回÷100人=約13円
これが、友だち数が1000人になると約1.3円になります。
このコストを予想して、LINE@の使い方で何ができるか考えます。
「友だちが何人以上いれば、自分の会社や店舗の予算に見合う?」
…と、しっかり考えてからアカウントを作るのがいいでしょう。
LINE@の使い方
LINE@の上手な使い方は、一体何ができるでしょうか?
LINEアカウントは、スマホさえあればどこにいても友だち登録できる敷居の低さが強みです。
そんな敷居の低いイメージや使い方を、実際のお店にも持ち込んでみてはいかがでしょうか。
LINE@のロゴやアイコンは、無償で使う事ができるんです。
利用目的は、「自己のLINE@アカウントを紹介する目的にのみ」ダウンロードできます。
店頭ではテーブルにPOPを置いたり、窓にステッカーを貼ったりすれば、多くのお客さんの目に触れますね。
QRコード付きなので、お店の印象が薄まる前に店内で登録してもらえる可能性があります。
たとえば友だち追加時、あいさつと一緒にクーポンの案内が来るように設定!
登録したその場で割引やプレゼントの特典が受けられるようにすれば、お客さんのモチベーションはぐんと高まります。
まとめ
LINE@は何ができる?上手な使い方について見てきました。
LINE@は公式アカウントとくらべて、費用をおさえて開設できるんですね。
それでいて、登録者数以外はほとんど変わりません。
メッセージやクーポンの上手な使い方で、売上アップを目指しましょう!
参考 ラインアットご利用ガイドLINE@公式ブログ
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