初心者の節約 毎月かかる光熱費の見直し方法

節約

毎月かかる光熱費、ちゃんとチェックしていますか?

電気のつけっぱなし、水の出しっぱなしをやめるだけでも、光熱費はかなり違ってきます。

初心者にもぜひ取り組んでほしい、光熱費の見直し方法をご紹介します。

電気代の見直し方法

照明や冷暖房のスイッチを切る

スイッチ

電気やガスといった光熱費を節約するには、それらが必要な機器をできるだけ使わないことです。

まったく使わないわけにはいきませんが、使用頻度を減らすことはできます。

暖房の節約のために、冬のはじまりや終わり頃には上着を1、2枚余分に羽織りましょう。

この時期ならば暖房なしでも十分快適に過ごせます。

それに、暖かい格好をしていれば、霜の降りた寒い日でも外に出ようという気持ちになれます。

ただ「できるだけスイッチを切る」というのは当たり前のことのようですが、初心者だとなかなか習慣になりません。

そんな初心者の方は、そもそも「スイッチを入れない」ほうが簡単かもしれませんよ。

夕方、照明を付けずに何時まで過ごせるかにチャレンジするのも面白いです。

LED電球にする

LED

電力の消費量が抑えられるLED電球は、光熱費節約の大きな助けとなってくれます。

電気代が安くなるのはもちろん、電球の寿命も長いです。

普通の電球と比べて値段は高いですが、一度買えばかなり持ちますし、電球交換の手間も少なくなります。

玄関やトイレ、お風呂場など、毎日使う場所の灯りはLED電球にしてはいかがでしょうか。

初心者の方はもちろん、使わないときはこまめに消すのも忘れずに!

冷蔵庫の冷気をまわりやすくする

冷蔵庫 節約

冷蔵庫内の冷気をまわりやすいようにして、電気代を節約します。

冷蔵庫の内部に冷風の吹き出し口があるので、その前に物を置かないようにしましょう。

また、無駄に物を詰め込みすぎないようにすることも重要です。

物を入れ過ぎないのは、冷蔵庫の扉を開ける時間を短くする効果もあります。

掃除機を使う時間を減らす

掃除機

短時間しか使わないものの、消費電力が高いのが掃除機です。

これはペットを飼っていたり、埃が入りやすい家だったり環境によっても変わります。

できるだけ掃除機を使う回数を減らしましょう

まず、毎回掃除機を使っているのをペーパーモップや箒で代用できないか検討します。

洗って何度も使えるマイクロファイバーのモップも経済的で便利です。

掃除機を使う場合は、短時間で済むように床に置かれているものをきちんと片付けてから。

フローリングや畳の場合は設定を弱にして使うと、光熱費の節約になります。

ドライヤーを使う時間を短くする

ドライヤー

掃除機と同じく短時間の使用でも消費電力が高いのがドライヤーです。

タオルでしっかり髪を乾かしてから使うようにしましょう。

一般的な綿のタオルより吸水率の高いタオルが売られています。

髪をかなり乾燥させることができて、ドライヤーを使う時間が短くなります。

電気代の節約にもなりますし、髪を熱で傷めてしまう危険も減ります。

電気の基本料金を変える

使う電力数(アンペア)の見直しで、電気の基本料金を安くできます。

「アンペア制」といって、アンペアに応じた契約によって基本料金が決まっています。

1度に使う電力が少なければ、契約するアンペアを下げることで、電気代が安くなります。

電子レンジや食洗器、アイロン、ドライヤーなど、消費電力の大きい家電は使う時間をずらしましょう。

電気の自由化

今まで電気の契約は、地域で決められた電力会社以外とはできませんでした。

ところが、2016年4月から電力の小売りが自由になったことにより、他の新しい電力会社からも契約が可能になりました。

100社以上の会社から料金プランを比較して、自分に合った契約ができます。

他のサービスとの割引ができたり、特典をもらえるプラン、とにかく安いプランなどさまざまです。

自分のライフスタイルを見直して、合う料金プランを探してみましょう。

水道代の見直し方法

水を出しっぱなしにしない

水道

当たり前のことですが、節水すればそれだけ水道代を節約できます。

条件反射的に蛇口を閉める習慣をつけるのが大事です。

初心者は、今までとはちょっと違う何かをしてみるのがコツです。

たとえば、歯磨き剤を変えたり、1杯のコップの水だけで歯磨きをしたり。

いつもの歯磨きと違うことをすれば「そうだ、節水するんだった」と思い出すことができます。

初心者の方はぜひ、お風呂やキッチン、トイレにも節水の習慣を持ち込みましょう。

すすぎ1回の洗濯用洗剤を使う

洗濯のとき、すすぎ1回で済む洗濯用洗剤が市販されています。

洗剤が衣類に残りにくいので、1回の溜めすすぎで十分に洗剤が落ちるようになっています。

洗濯機の容量にもよりますが、すすぎを1回減らすことで、全自動の縦型洗濯機であれば約50Lの節水になります。

毎日洗濯する家であれば、10日で500Lと節水効果はかなり高いです。

すぐに節約に結びつく節水術
・バスタブにためるお湯の量を少なくする
・お皿を洗うときは、水を流しっぱなしにせずシンクに栓をして水を溜める
・トイレを流すときはお風呂やキッチンの残り湯を使う
・雨水をためて庭の水遣りに使う

ガス代の見直し方法

給湯器の温度を下げる

家の給湯器の温度は何度に設定していますか?

把握している人はなかなか少ないと思います。

初心者の方はまず、給湯器の温度を1、2度下げてみてください。

1、2度ぐらいなら、ほとんど違いはわかりません。

些細な見直しですが、光熱費節約は日々の積み重ねが肝心です。

調理に応じた鍋やフライパンを使う

雪平鍋

初心者にも知っておいてほしいガス代節約の基本は、調理に応じた厚さの鍋を使うということです。

お味噌汁のように作ってすぐに食べるものなら、雪平鍋のように薄手の鍋を使いましょう。

そのほうがガス量も少なく、すばやくお湯を沸かすことができます。

一方、長時間煮込む必要があるものは、土鍋や鋳物鍋のように厚みがある鍋を使って保温性を高めます。

保温調理も可能になるので、ガス料金を大きく節約することができます。

光熱費の見直しのまとめ

初心者にもおすすめの光熱費の見直し方法について見てきました。いかがだったでしょうか?

家計の出費を減らすには、無駄をなくすことが重要です。

照明やテレビなど、必要ないのにつけたままではもったいないです。

初心者の方も、細かいところを見直して光熱費を節約していきましょう。

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