女性の厄年は何歳?厄年の出産の意味とは

女の厄年

女性の厄年は19歳から始まります。男性は25才からなので随分早くから始まるんですね。

女性にとっての一大事、妊娠・出産に厄年があたっていたらどうしますか?

何か悪いことがあるのではと不安に思ってしまうこともあるかもしれません。

少しでも不安が取り除けるように、万全に臨めるように調べてみましたのでご紹介いたします。

厄年って何?

女の厄年

初詣に行くと、よく「厄除け・方位除け」なんて書いてあり、そういえば自分はどうだったかな?と思ったりします。

厄年は覚えていても、前厄とか忘れていて、何か大病をしたり事故にあったり悪いことが起こった時に、そういえば厄年だったっけ?なんて思い出します。

普段はほとんど気にしないのですが、何かあった時にふと思い出す感じなのですが。

そもそも厄年ってなんでしょうか?

簡単にいうと、災難の多い年と言われています。

科学的根拠のないことから迷信ともされていますが、平安の時代から根強く信じられている風習です。

男性は数えで25、42、61歳。女性は19、33、37、61歳。前後3年間を厄年といいます。

男性は42歳、女性は33歳、を大厄といい、一生のうちで一番大きな厄災が降りかかるため、この前後3年間は特に注意して過ごす必要があるとされています。

女の厄年はいつ?

上記にも記しましたが、女性の厄年は19、33、37、61歳。

ストレッチ

19歳は語呂合わせですが、「重苦(苦しみが重なる)」として厄と言われています。

数えで19歳というと、実年齢で言うと17、8歳ですね。

卵巣機能が安定して身体は妊娠準備が整う時期です。

昔は、このくらいの歳に結婚、妊娠をしていました。

現在では、高校を卒業し、社会に出たり大学に行ったりと環境が変わる時期です。

こうした変化はストレスを生み、体調不良やその他の災厄を呼びやすいようです。

 

33歳は「散々(さんざん)」と語呂合せされ、厄と言われています。

特に女性の33歳は大厄とされ、特に注意が必要です。

数えで33歳は、実年齢で言うと31、32歳ですね。

この頃は、結婚・妊娠・出産の時期と重なる方が多い年でもあります。

身体的には、女性として成熟期の時期。ということは、身体機能の低下、衰えがではじめる時期です。女性特有の病気や症状が出始める時期なので、特に注意が必要です。

このことから「大厄」と言われています。

赤ちゃん 歯ブラシ

37歳も33歳と同じように、身体的に衰えを感じ始める時期。

しかも、高齢出産に差し掛かる時期でもあり、育児などでも非常に大変な時期でもあります。

仕事を続けている女性だったら、役職が付くなど立場も変化してくる時期です。

体型の変化が始まり、女性特有のホルモンの乱れなど、病気のリスクも現れ始めてきます。

女性の厄年は、環境の変化、身体の変化の時期と重なるので注意が必要、ということですね。

厄年の出産の意味とは?

妊娠

一般的には、厄年には新しいことを始めない方が良いとされています。

ただし、科学的根拠はありませんし、気にしすぎは体調不良の元ですので、あくまで「注意が必要、気を引き締めて行動するべし」ということです。

女性の場合、30代に2回も厄年があります。というと、前厄後厄合わせて6年間もあるんですよね。

その時期に、結婚も妊娠も出産も新しいことも諦めることはなかなか難しいと思います。

ですからあまり気にせず、気の持ちようであると、お考えください。

女の厄年

さて、厄年の出産ですが、実は厄落としになるため縁起がいいとされています。

子供が出てくる時に、厄を一緒に持って来てくれるのです。

諸説があるのですが、男女どちらでも子を産んだら、厄が落ちると言われる地域と、男の子を産んだ場合のみ厄が落とされ、女の子を出産すると厄がつく、などとされている地域

もあります。

出産が厄落としになるのは本厄のみ、とされている地域もあります。

平安時代から地域に密着しているので、厄払いにも地方色が出てくるんですね。

厄年の出産による風習

女の厄年

厄年の時に出産した子供を1度捨てるという風習があります。

かの有名な徳川吉宗もこの捨て子の儀式をされたと言われています。

厄年出産は、親の厄を持ってきて出てきてくれるので、母体の厄落としにはなりますが、子供は親の厄を貰ってしまうと言われていました。

「捨て子は元気に育つ」「貰い子は元気に育つ」という言い伝えがあるため、父が厄年の時に生まれた吉宗も、初めの男の子を亡くしている秀吉も、1度子供を捨て、拾うという風習を

実践していたのですね。

1度子供を捨てることで、一緒に厄も捨て去る、という意味があるのです。

捨て子のやり方
(1) 母が赤ちゃんをかごに入れて神社に置く。
(2) 母はそのまま振り返らずに家に帰る。
(3) 拾い上げた人はほうきとちりとりで掃き入れる真似をし、一晩自宅でお世話をした後、翌朝には晴れ着を着せて実母の元に返す。
ということです。

細かい作法は地域によって違ってきます。

この儀式は1人ではできませんので、親戚でも友人でも信頼の置ける人に拾い親になってもらい、赤ちゃんから目を離さず、安全に儀式ができるように細心の注意を払ってくださいね。

まとめ

科学的根拠はない迷信、とされていても、「厄年」って聞くだけで何か悪い事が起こるんじゃないか、と不安になってしまう人もいると思います。

特に、妊娠・出産など女性にとっての一大事が厄年と重なると、ただでさえ精神的にも身体的にも大きな負担がかかる時期なのに、さらにナーバスになってしまいますね。

日本に昔から伝わることですし、全く気にしない、というのも難しいかもしれません。

しかし、気にしすぎて何もできないのはもったいないですよね。

だって女性の厄年って、女性が一番輝ける時期でもあるのですから。

ですから、あまり気にせず、しかし、体調の変化も起こりやすく、ストレスなども溜め込みやすい時期でもあるので、十分に気を付け、頑張りすぎないことが大切なのだと私は思

います。

妊娠・出産でも気になるようなら神社で厄落としをして頂くという方法もあります。

神社によっては、出産が厄落としになるから必要ないというところもありますし、安産祈願と一緒に厄落としもしてくれる神社もあるようです。

要するに、自分が不安なく気持ちよく過ごせるように少し気をつければ良いのではないでしょうか。

いかがでしょうか?せっかくのおめでたい妊娠・出産。

これで少しでも不安が少なくなって頂けたらとても嬉しいです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください